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2022年11月14日(月曜日)

心理的ストレス続く大学生、コロナ影響で

大学生の「心理的ストレス」が、コロナ禍の行動制限が緩和されているいまも、課題となっていることが分かりました。長期間にわたって、課外活動、アルバイトなどの制限を受けてきた中で、人間関係づくりの難しさや収入の減少などが要因に上がっています。

 

 

おととしと去年、茨城大学人文社会科学部の労働経済論ゼミが行った新型コロナによる学生生活への影響調査では、一人暮らしの9・3%が「医療機関の受診をためらった」との結果が出ましたが、現在も大学生への経済的な影響は続いているということです。現状を分析するのは、調査を監修した茨城大学人文社会科学部の清山玲(せいやま・れい)教授です。オンライン授業による出費の増加でも、経済的な影響を受けていて、なかには、通信環境の悪さを訴える学生もいるということです。各大学では、対面授業やサークルなどの課外活動が再開され、表向きは元の大学生活に戻っていますが、新型コロナ感染予防の観点から、全く制約がなくなったわけではありません。 また、高額な授業料や乏しい奨学金など、制度の不備のしわ寄せが影響しています。清山教授は、学生の半数以上が「友人と会えずストレス」と回答した2年前の調査と状況は大きく変わっておらず、人との交流や外出機会が少なくストレスを高めているのではないかとしています。

コロナ禍が2年半続き、大学でも、現状を分析しながら、学費の負担などの問題とも併せた対応が急務となっています。

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