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2022年11月08日(火曜日)

ニュースなニューズ「地域の活力応援し隊」 《水戸のそば店でチャリティー&バザー 弱者への支援とふれあいが大切》

 

ニュースなニューズ。「地域の活力応援し隊」。社会的に弱い立場の人などを支援しようと、水戸市木葉下町の水戸市森林公園近くのそば店「与三郎庵(よさぶろうあん)」で1日、3年ぶりの「チャリティー&バザー」が開かれました。城里町産の「常陸秋そば」を使った、けんちんそば300食分を1食500円のチャリティー価格で提供し、城里町の福祉作業所「つくし」で収穫された里芋や生姜なども販売され、催しを盛り立てました。企画したのは店主の森田与一(もりた・よいち)さん・82歳。コロナ禍で2年の休止を経て復活しました。活動を続けてきたことで何が変わってきているのか。地域の活力応援し隊の隊員・畑中一也が聴きました。

 

 

急な宣伝の割には、多くの来場者があったという森田さん。今回で21回目ですが、「本来ならば23回。でも、2回はコロナ禍でできず、今年はスタッフやお手伝いの方がぜひ開催してほしいと言われ、皆が待ってんだなあと感じた」と話します。チャリティーバザーを始めたきっかけは「どんな商売でも地域に根ざしてなくちゃ駄目だということ」。民生委員を務めていた時代に、「本当に困ってる人がいるんだということがよくわかった。少しは何か、年に1回は感謝のタイミングがあってもよいのではないか」。チャリティー&バザーを始めて以降、「いつもこちらから何も言わなくても、手伝いに来てくれるようになった。民生委員のOBの方にも応援してもらった」。地元産のそば粉を使った社会貢献活動については「一番好きな言葉に「情けは人の為ならず」っていう言葉を基本としてるので、やっぱりそういう人にやってれば必ず、私も帰ってくるのかなと。子孫でも返ってくるのかなというものですから、社会的に弱い立場の人のお手伝いをして、手を差し伸べなければならないと感じた」。民生委員時代の一番の思い出は、元日の夜の22時に呼び出され、事情を聴き、話を聴いてあげたこと。「一緒にまめに会って、触れ合ってなければ支えることはできない。ふれあい通さないと親子関係も、職場環境も難しくなる」。今一番必要な取り組むべき社会貢献については、「各世帯に現金をあげるとか、ということではなく、ピンポイントでの支援が大切」。「皆さんが「よかったね、よかった」といってくれている。たくさんの支援金が集まって「よかったね、おめでとう」という言葉に尽きる」。

 

 

 

 

森田さん、今後もできる限り、チャリティー&バザーを続けるということです。

 

 

 

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