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2022年10月27日(木曜日)

常総で11月26日若手花火師育成「新花火」

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止になった常総市の「きぬ川花火大会」の代わりに11月、水害からの復興を後世に伝えることなどを目的に、堤防の決壊現場近くで、花火大会が開かれることになりました。

常総きぬ川花火大会は50年以上の歴史があり、毎年10万人以上の来場者がありますが、今年は新型コロナの影響で中止が決まりました。

しかし、今回常総青年会議所が中心になって、「常総新花火」として、開催が決まりました。「新花火」は、40才以下の若手の花火師の育成も目的としており、茨城県の「山崎煙花製造所」や「野村花火工業」などの若手花火師を対象にしたコンクールも行われます。

また、鬼怒川水害からの復興を後世に伝えるため、打ち上げ場所を例年より10キロ程上流の、鬼怒川の堤防が決壊した三坂町の対岸に設定しました。

常総青年会議所の青木大理事長は「打ち上げられる花火は、1万発と例年にくらべ遜色はない。復興途上にある地域の方々に勇気を与えたい。」と話しています。

常総市の鬼怒川花火大会は、11月26日午後6時から7時半まで、常総市三坂町の「鬼怒川堤防決壊の碑」特設会場で開かれます。

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