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2022年10月25日(火曜日)

今冬はコロナとインフルの同時流行に警戒 体制強化へ 県医師会 鈴木会長

 

新型コロナウイルスについて、茨城県医師会の鈴木邦彦会長は冬にインフルエンザとの同時流行の恐れがあるとして、備えに努める考えを示しました。

この冬の「第8波」では、コロナとインフルエンザの同時流行で、発熱患者が医療機関に殺到することが懸念されています。政府は対策として、重症化リスクの低い患者には検査キットで、コロナが陰性の場合はオンライン診療での受診を求めています。

こうしたことから、茨城県医師会でも、対面での発熱外来に来院患者が殺到しひっ迫した場合、電話やオンラインでの診療を活用したいとしています。茨城県内で発熱外来を設けている816の医療機関のうち、電話の診療に対応しているのは214機関、オンラインは33機関となっていて、対面での外来診察のひっ迫に備え、今後、電話やオンラインでの診療に対応できるよう、医療機関に呼びかけるということです。

このほか、時間を延長して診療できるような対応にも取り組んでいきたいとしています。

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