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2022年10月03日(月曜日)
「ニュースなニューズ」茨城大学の住宅アイディアコンペ開催 茨城大学理工学研究科・稲用隆一助教にインタビュー
ニュースなニューズ。
茨城大学の学生を対象に、「茨城ならでは」をテーマにした、住宅のアイデアコンペが行われました。このアイデアコンペは茨城大学と大和ハウス工業が主催したもので、茨城大学工学部の学生ら19人が参加し、それぞれが設計の案を披露しました。
茨城大学と大和ハウスは、茨城県経営者協会が中心となった産学共同研究の創発に向けたプロジェクト「Joint結」の一環として、去年から住まいづくりの共同研究に乗り出し、既成概念にとらわれない茨城ならではの発想の共有に向けて、コンペの開催につなげました。
5年前から建築を志す学生を指導する茨城大学大学院理工学研究科の稲用隆一助教は今回のコンペで、地域の付加価値を学生に意識してもらおうと、「茨城ならではのアイディアを自由に考えてもらおう」という課題を設定しました。コンペの位置づけや、取り組みの必要性とは、稲用助教に聞きました。
「地域の住環境」に焦点を当てた地域資源の「棚卸し」を勧める稲用さん。企業、金融機関、市民団体、行政、そして大学。それぞれが縦割りで続けてきた、茨城県内に「住まう」という事業がどう束ねられて相乗効果を生み出すのか。そのキーワードが「地域資源」です。