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2022年08月26日(金曜日)
「ニュースなニューズ」被災の文化財 よみがえる つくば 修復活動伝える企画展
ニュースなニューズ。
東日本大震災で被災した文化財の保存・修復活動などを紹介する企画展「つくばアール・パレ展」がこのほどつくば市の茨城県つくば美術館で開かれました。
この企画展は津波で被災した文化財の保存や修復を行う「大津波被災文化財保存修復プロジェクト」の活動に賛同する全国の画家らが連携し7年前に始まったものです。つくばでの開催は東京、静岡、仙台などに続き9か所目でした。会場では、大津波で被災した文化財の救出や洗浄、修復事業の様子などがパネルで紹介されたほか、活動に賛同した画家たちの絵画や彫刻などの作品も展示されました。企画展の実行委員会で、運営を担当するアートラボ美術事業部の渡水理さん聴きました。
地震の激しい揺れ、津波、放射能。東日本大震災では多くの文化財が被災しました。渡水さんは「多くの人に文化財の保護や支援の重要性を知ってもらいたい」と話しています。