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2022年08月24日(水曜日)

フードロス削減プロジェクト かすみがうら ブルーベリー農園 筑波大の学生ら

 

収穫しきれないで廃棄されるブルーベリーの食品ロスを削減しようと、大学生が収穫を手伝ったり他の商品への活用を検討したりするプロジェクトがかすみがうら市で進められています。

これは茨城県とかすみがうら市、生産者、企業、それに筑波大学が連携し、大学生を農家に派遣してブルーベリーの収穫や商品化の検討に取り組んでもらおうというものです。

 

 

 

かすみがうら市の農家、坂農苑では130種類、1万2000株のブルーベリーが栽培されていますが、収穫量を増やすための人件費や加工委託料とのバランスから収穫しないで廃棄するブルーベリーも少なくありません。今年はブルーベリーが豊作ですが、坂農苑では10トン近くが廃棄され、「食品ロス」となる見込みです。

 

 

8月18日、坂農苑で行われたブルーベリーの収穫体験には筑波大学で環境デザインを学ぶ学生と大学院生15人が参加し、ブルーベリーの商品化を検討しました。筑波大学の学生たちによって開発されたブルーベリーの新商品は、年末ごろから、ひたちなか市に本社を置くコーヒー専門店「サザコーヒー」と東京の高級ホテル「八芳園」の店舗で販売される予定です。

 

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