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2022年08月09日(火曜日)
盗難車保管疑い男5人逮捕 被害200台、10億円超か
盗品と知りながら国産の高級車を保管したとして、盗品等保管の疑いで、男5人が逮捕されました。
大阪府警や茨城県警などの合同捜査本部によりますと、他に高級車を盗んだ実行役などがいて、このグループが少なくとも200台の盗難車を保管し、被害の総額は10億円以上とみられます。
逮捕されたのは筑西市の会社員、斉藤晃治容疑者ら男5人で、5人は共謀して、今年4月の中旬、大阪市淀川区のコインパーキングで盗まれた「レクサス」1台時価1000万円相当を中古車を解体する施設で保管した疑いが持たれています。
去年の9月以降、小型の機械を使って車の制御システムに侵入し鍵を開けたとみられる手口で高級車が盗まれる被害が大阪府内で相次いでいました。
捜査本部は盗難車の一部が下妻市の中古車解体施設に運び込まれ、5人が出入りする姿を確認しています。車は輸出する目的で解体されていたとみられます。