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2022年08月08日(月曜日)

感染拡大で医療機関負担増 県医師会長 かかりつけ患者以外も受け入れ要請

新型コロナウイルスの急激な感染拡大で、医療機関の負担が増大している状況に対応するため茨城県医師会の鈴木邦彦会長は8月8日、県内の医療機関に、かかりつけの患者でなくてもコロナ患者を受け入れるように協力を要請したことを明らかにしました。

 

 

鈴木会長によりますと、新型コロナの変異ウイルス「BA.5」は高齢者の重症化リスクが高く、感染の急拡大で、茨城県内でも救急搬送が困難な事例が増え始めています。

鈴木会長は、コロナの重症患者を受け入れている重点病院だけでなく、すべての病院で負担が増大しているとの認識を示しました。そして、重症化するリスクが高い高齢者などを守るため改めてマスクの着用や換気など基本的な感染防止対策を徹底することやワクチンを接種すること、感染の有無を確認するための抗原検査をすることなどを呼びかけました。

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