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2022年08月08日(月曜日)
今年上半期の茨城県内の交通事故による 死者数は33人、うち半数が高齢者
茨城県内で今年1月から6月までの上半期に交通事故で死亡した人は33人で、そのうちおよそ半数が65歳以上の高齢者であることが、茨城県警のまとめで判りました。
茨城県警によりますと、県内で今年上半期の半年間に発生した交通事故はおよそ2900件で、死者の数は33人、去年と同数でした。死亡事故と重傷事故の原因を調べてみたところ、75歳以上の高齢ドライバーは安全をよく確かめなかったことと運転操作を誤ったことが他の年齢に比べて多くなっていました。警察は高齢ドライバーについて「75歳を境に、一気に認知機能が低下し、事故を起こす確率が高くなる」と分析しており、衝突の被害を軽減するブレーキやペダルを踏み間違えた際に加速を抑制する装置などを搭載したサポートカーの利用を呼び掛けています。そのほか、高齢者を対象にしたシルバー・ドライバーセミナーを行って事故の防止に努めているということです。