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2022年06月07日(火曜日)

400メートル先に中学校 ひたちなかの発砲 周囲に緊張走る

7日午後、ひたちなか市で起きた発砲事件の現場は、市の総合福祉センターなどが立地する静かな住宅街の一角です。1キロほど東には、ひたちなか海浜鉄道の殿山駅や平磯海水浴場などがあり、普段は穏やかな環境です。現場近くに住む住民は「パトカーがたくさんいたので外に出てみました。発砲とは思いませんでした」「最初聴いたときにはとても怖かったです」「こんな事件があると思わなかった。民家が多い環境なのに、びっくりしました」と話していました。現場から400メートル離れた那珂湊中学校では、保護者に車で迎えに来てもらい、生徒を下校させました。那珂湊中学校の豊田敬慈校長は「事件が事件だけに、確実に保護者に引き渡す方法を選択した」と話しました。さらに「身近にあると、発砲事件はやはり怖い」とも話していました。8日は通常通りの登校になる予定です。ひたちなか市の大谷明市長は「市民の安全を最優先に必要な対応を取ってまいります。」とコメントしました。平和な街を襲った突然の出来事に周囲は緊張が続いています。

 

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