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2022年06月06日(月曜日)
水戸芸術館 演劇手法使いワークショップ 声を出して健康増進
おなかの底から声を出すと、体に多くの酸素が入り、血行促進やストレス軽減の効果があると言われますが、水戸市の水戸芸術館では「新・青空教室」と題したワークショップが行われ、コロナ禍で外出の我慢を強いられてきた参加者たちがBGMにのせて、朗読したり、演劇を体験したりしながら、明るく元気に声を出しました。
水戸芸術館では、劇場の舞台の上で伸び伸びと声を出す発声ワークショップを室内で開いていて、参加者が、楽しみながら声を磨いています。
今回の「新・青空教室」はその番外編で、演劇の手法を使いながら屋外で、シンボルのアートタワーを背に、明るく元気に声を出しました。講師を務めた、劇団ACM専属俳優の塩谷さんが参加者に、声を響かせる練習を指導しました。
参加者は、初めは遠慮がちに用意された短歌やせりふを読んでいましたが、塩谷さんが「もっと感情を込めてみて」などと助言すると、前や上を向きながらせりふに入り込み、会場は温かな雰囲気に包まれていました。