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2022年06月02日(木曜日)
猿島茶 ジャムなどお茶以外の加工品も 多様な商品と販売方法を工夫
坂東市や境町など茨城県西部の猿島地方の特産品、猿島茶は近年、お茶だけでなく、カップケーキやジャムなど多様な加工品としての販売にも力を入れています。
このうち、境町の「さしま茶 長野園」では緑茶、紅茶、ほうじ茶を合わせて40種類の銘柄を揃えています。今年の新茶は5月上旬から摘みはじめ、一日当たりおよそ1500キロの茶葉を収穫しました。
猿島茶は、摘み取った茶葉を蒸して乾燥させる際、通常の2倍の時間をかけて「深蒸し」することで、甘味が強く、まろやかな飲み心地に仕上がります。近年は、緑茶や紅茶、ほうじ茶を飲み物のお茶として販売するだけでなく、カップケーキやアイスクリーム、ジャムなど様々な加工品にして販売しています。
また、店頭販売のほか、インターネットを活用したオンラインショップにも力を入れており、生産から加工、販売までの六次産業化で産地間の競争に勝ちたいとしています。