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2022年06月01日(水曜日)
茨城農業の広報力強化へ JAグループ茨城 水戸に新拠点を開設
水戸市の茨城県JA会館に、茨城農業の価値の高さを発信しようという拠点「クオリテLab」を開設しました。
東京圏に近い茨城の農業は量と安さが売りですが、強みに陰りが出る中、JAなどは「質への転換を目指す」としています。
梨や豚肉の新ブランド化を進めていて、その質の高さなど、茨城農業の価値の高さの発信が課題です。
クオリテLabは広さ53平方メートルで、室内には台所のほか冷蔵庫、カメラや照明などのスタジオ機器、椅子、机などを備えています。動画撮影や研修会などに活用し、広報力の強化を目指します。
名前はフランス語で品質などを意味する「クオリテ」と、実験室などを意味する「ラボラトワール」を組み合わせました。
すでに料理家、リト史織さんを招いた料理講座を開いていて、こうした様子がJAのホームページやユーチューブ公式チャンネルなどで公開されます。今後はシンポジウムなど、さまざまな活用を想定しています。