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2022年05月30日(月曜日)

大和ハウス、つくば市に「メタバース」住宅展示場

 

仮想現実空間「メタバース」で、仮想の住宅の見学を体験できる店舗を、大手住宅メーカー「大和ハウス工業」がつくば市にオープンさせました。インターネット上にメタバースで展開している「住宅展示場」を体験することができます。利用者は店舗内でパソコンなどを使い、メタバース上で自身の分身「アバター」を操作しながら、自由に家の中を歩くような感覚で見学したり、アバターどうしで会話したりできます。壁紙や床、キッチン設備の色を仮想空間上で変えることもでき、自分の好みに合った室内の雰囲気を確かめることもできます。新型コロナの影響で住宅展示場を訪れる人が減っていますが、大和ハウス工業は登録者限定で、メタバースを使ったネット上でのサービスを始めています。大和ハウス工業住宅事業本部の坂元斉彰室長は「より広く認知してもらうために店頭でも始める」と話し、メタバースを活用したサービスを商業店舗内に設けることで利用の促進を図りたいとしています。リモートでいろんな角度から住宅を見てみるなど、メタバースのよさを体感してほしい、とも呼びかけていました。

 

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