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2022年04月28日(木曜日)
古河市 高齢者施設 空気注入し2人殺害 36歳元職員の女を殺人罪で起訴 水戸地検
おととし、古河市の介護老人保健施設「けやきの舎」で、入所していた当時84歳と76歳の入所者2人の血管に空気を注入し、殺害したとして逮捕された元職員の女について、水戸地検は4月28日、2人に対する殺人の罪で起訴しました。殺人の罪で起訴されたのは、施設の元職員、赤間恵美被告・36歳です。
赤間被告は、おととし5月に鈴木喜作さん当時84歳を、おととし7月に吉田節次さん当時76歳を、点滴に接続したシリンジで体内に空気を注入し、空気塞栓症による急性循環不全で死亡させた疑いで逮捕されています。
水戸地検によると、赤間被告は精神鑑定などを経て責任能力があると判断され、28日水戸地方裁判所に起訴されました。水戸地検は、裁判に支障があるとして、赤間被告の認否を明らかにしていませんが、捜査関係者によると、赤間被告は殺人容疑の取り調べについては黙秘しているということです。