2022年03月22日(火曜日)

女児2人誘拐の男に 懲役20年の実刑判決 水戸地裁

 

会員制交流サイトのSNSで知り合った小学生の女子児童と中学生の女子生徒を自宅に連れ込んだとして、未成年者誘拐などの罪に問われている男に、水戸地裁は3月22日、懲役20年の実刑判決を言い渡しました。

有罪判決を受けたのは栃木県小山市の無職、伊藤仁士被告37歳です。

判決によりますと、伊藤被告は3年前の2019年5月に茨城県の中学生を11月には大阪府の小学生を未成年だと知りながら小山市の自宅に連れ去ったとされています。被害に遭った2人はSNSへの投稿で伊藤被告と知り合い、裁判の中で、伊藤被告は「誘拐したのではなく、自殺から守るために保護した」と無罪を主張していました。

3月22日の判決で、水戸地裁の中島経太裁判長は、「幼い女児の未熟さに付け込み、顔を殴るなど逆らえない状況を作って及んだ犯行は悪質」と指摘しました。

伊藤被告は不服そうな表情で裁判官を見つめ、弁護人も「主張が通らず残念」と話し、控訴する方針を明らかにしました。