2022年01月24日(月曜日)

つくばみらい市 クボタ仲介 農機シェア運用 新規就農者 経費削減後押し

新しく農業を始める人を支援しようと、つくばみらい市はこのほど、トラクターなどの農機具を安い価格で使用できる「シェアリングサービス」の運用を始めました。

この支援事業は、つくばみらい市に工場をもつ農業機械大手のクボタとともに行っているものです。

つくばみらい市が費用を補助することで、トラクターなどを使う費用を新たに購入する価格の数%程度に抑えることができるということです。

つくばみらい市はクボタの協力を得て、ストックしてある農機具を利用希望者にマッチングするかを調整し手配を行います。希望者はスマートフォンで会員登録したうえで、機械の操作に関して講習を受け、シェアリングサービスに参加します。機械のレンタルによって、経費の削減や規模の拡大を後押しします。

つくばみらい市内で新たに就農し、サツマイモを栽培している千原啓介さんは、経費の負担について、新規で買うと数百万という農機具が、安い価格で動かせるメリットを感じています。千原さんは0・5ヘクタールの農地でサツマイモの栽培を続けていて、今後は栽培だけでなく、加工や販売などの6次化にも乗り出します。

農業はつくばみらい市の基幹産業の1つです。新規就農者の相談件数は年間で20件ほど、実際に就農するのは年間2人程度ですが、つくばみらい市は、支援策をテコに市内の耕作放棄地を減らし、就農者を増やしたい考えです。