2022年01月14日(金曜日)

水素燃料電池バス用いた感染症検査機能実験

 

水素を燃料にして電気で走る大型バスの中で感染症の検査をする実証実験が、14日、水戸市の県庁で行われました。 

実証実験は、感染症や災害派遣などを想定した内閣府のプログラムにもとづき、国や筑波大学、県など関係機関が集まり、去年の秋から進められています。実験用のバスは通常の大型路線バスを改造して作られました。水素を燃料にして空気中の酸素と反応させ、電気で走ります。

去年10月から始まった実証実験では3か月の間につくば市など県南地域を中心に数万件のPCR検査を行いました。あわせて、水素燃料の消費量も確認しました。14日の実証実験は、つくば市から水戸市の茨城県庁まで一般道で移動しても検査機器が正常に作動するかなどを検査技師らが確認しました。

実証実験は3月まで続けられます。マイクロバスを改造した小型のバスも追加したうえで数十人規模のクラスターが発生した現場や小回りが必要な道幅の狭い場所でも稼働させることが可能かなどについて、調べていきます。

実証実験で使ったバスは電気の供給なども出来る動く発電機にもなるため感染症の検査以外に災害現場や避難所でも活躍できるということです。