2021年10月13日(水曜日)

大雨災害に備え 地域で洪水対策講習 水戸

台風などの大雨被害に備え、地域で洪水対策を考えようという研修会がこのほど、水戸市の茨城大学で開かれまし

た。

研修会は、水戸市渡里町の旧圷渡里地区の住民で作る「洪水の教訓と防災を考える会」が主催し、住民20人が参加

しました。

2019年の台風19号で被害を受けた旧圷渡里地区の住民は、過去の被害や課題を整理するなど「自助・共助」の取り

組みを進めています。

この地区に住む根本博文さんは過去の自然災害を石碑などで伝える「自然災害伝承碑」の存在を紹介し、83年前に

もあった水害の教訓を共有するよう呼びかけました。

地域住民と連携して過去の水害の記録を調査した茨城大学の田中耕一教授は、83年前の水害が2年前の水害をはる

かに上回る激甚災害であったことを指摘しました。

住民の1人は避難場所について「地区から離れた小学校だけでなく、近くの茨城大学にも確保してほしい」と提案し

ました。

研修会の後半では、常総市出身のお笑いタレントで、防災士の赤プルさんがマイタイムラインと呼ばれる個人の避

難計画の作成について、アドバイスをしました。

赤プルさんはマイタイムラインが安全な避難の手助けになるとして、活用を呼び掛けていました。