2021年09月16日(木曜日)

布川事件訴訟、国側敗訴 再審無罪男性「やっと解放」

1967年に茨城県で男性が殺害されたいわゆる布川事件で強盗殺人の罪に問われ、再審・やり直しの裁判で無罪とな

った74歳の男性が損害賠償を求めた裁判で、国と県に支払いを命じた東京高等裁判所の判決が9月13日までに確定

しました。

国と県が上告しませんでした。

東京高裁は判決で、検察や警察の捜査の違法性を認め、合わせておよそ7400万円の支払いを命じていました。

8月27日の東京高裁の判決は、1審の東京地裁判決が違法とした警察官の取り調べに加え、捜査段階の検察官の取り

調べも違法行為だったと認定しました。

その上で、違法捜査で引き出された自白がなければ有罪判決を受けることはなかったと結論付けました。

茨城県警は「判決の結果を真摯に受け止め、今後も引き続き、緻密かつ適正な捜査を推進していく」とコメントし

ました。