2021年07月15日(木曜日)

ニュースなニューズ 「7月10日は納豆の日!」

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7月10日は、「納豆」の日。

国内有数の納豆の産地といえば、水戸市です。

水戸市のショッピングモールでは、パック納豆や納豆菓子を買うと、わらづと納豆がもらえるキャンペーンが行わ

れました。県内の納豆業界は、消費拡大のため、周知と広報に力を入れているということですが、その背景や工夫

とは?

茨城県には納豆の製造会社が18社あり、会社の数と納豆の生産量は全国1位!

そんな納豆県のなかでも、水戸市の生産は全国でも有数の規模を誇ります。

水戸で作られているのは「水戸納豆」と呼ばれます。もともと、県内で獲れた粒の小さな大豆を煮て、わらの入れ

物「わらづと」に入れ、納豆を作っていました。

こうしたなか、「もっと納豆を食べてほしい」と協力を呼び掛ける背景には、昨年の納豆の年間購入額がありました。

総務省が公表した家計調査では、茨城県の1世帯当たりの納豆の年間購入額が全国5位に転落。去年は、1位が2年連

続で福島市、2位は山形市、3位は盛岡市、4位は仙台市でした。2016年に年間購入額1位となって以降は、その座か

ら遠のいています。納豆の名産地として知られる水戸市がなぜ5位に転落し、ここ数年、1位から遠ざかっているのか。

一方の福島市は納豆の産地という印象はないのになぜ2年連続1位となったのか。

 コロナ禍の去年は、「発酵性大豆食品」である納豆を食べることで得られるとされる免疫効果が注目され、全国

的に納豆の消費量が上がったことも、水戸のランクに影響しているととらえています。

水戸市のここ数年の納豆購入額で、2016年が1位で5563円だったのに対し、去年は5位で6061円に上がっていること

から見てもよくわかります。

総務省が集計した、今年1月から5月末までの納豆の消費金額は水戸市が全国1位です!

納豆製造会社の経営者男性は、年間を通して1位になりたいと意気込んでいます。

茨城の人にもっと納豆を食べてほしいと、納豆組合や水戸商工会議所、市役所が連携し、広報活動に力を入れています。

そのひとつが、『納豆食べ方コンテスト』です。

水戸商工会議所が主催し、2018年から4年連続で行っているものです。日本全国から応募を募り、いろいろな料理を

通して納豆を食べてもらうことが狙いです。

世代別にみた納豆の消費量の統計はないものの、「水戸の小学校では給食で出された納豆を残す児童が多い」と話

す担当者も。そこで、子どもに納豆を食べてもらい好きになってほしいとの思いを込めて、子供が興味を持ちそう

なコンテストやイベントなどを打ち出しています。

今年は小学生部門と中学生以上が応募できる大人部門の2部門があります。

小学生は納豆のトッピングや納豆料理など、納豆を使ったレシピを。中学生以上の大人は納豆が嫌いな子どもが食

べてくれるアイデアレシピを募集するということです。

全国屈指の「納豆の町」をアピールするため、納豆協会や商工会議所も、納豆のように粘り強く奮闘しています。

その結果、今年水戸市が1位を奪還するのか?

引き続き、ほかの町に1位を奪われるのか?

「納豆」の購入額をめぐる順位の変動を、引き続き注目していきたいと思います。