2023年01月25日(水曜日)

半導体や電子機器向けの先端素材を製造  JX金属 ひたちなか市で工場の起工式

非鉄金属メーカー大手のJX金属が、世界的に需要が見込まれる半導体の製造に欠かせない先端素材の製造を行う拠点の工場をひたちなか市に建設することになり、1月25日、現地で起工式を開きました。

起工式には、JX金属の村山社長や茨城県の横山副知事、ひたちなか市の大谷市長など、関係者が参加し、鍬入れを行って、工事の安全を祈願しました。

 

 

JX金属は半導体の製造に欠かせない配線の材料「スタッパリングターゲット」で世界シェアの6割、スマートフォンなどに使われる圧延銅箔で同じく8割を誇ります。デジタル化がさらに進むことで需要の拡大が世界的に見込まれることを受け茨城県内の日立市や北茨城市の工場と連携して生産能力の増強を図るということです。

「新工場」は再来年度以降、順次稼働する予定で、敷地面積はおよそ24万平方メートル、投資額は概算で2000億円、500人以上の雇用を見込んでいます。起工式のあと、JX金属はひたちなか市と持続可能なまちづくりに向けた包括連携協定を締結しました。

 

 

JX金属は、企業が自治体の地域活性化の取り組みに対し寄付する「企業版ふるさと納税」として、ひたちなか市に1億円を寄付しました。企業版ふるさと納税は、企業が自治体の地域活性化の取り組みに対し寄付した場合、法人税から寄付額の最大9割が控除される制度です。

寄付された1億円について、ひたちなか市ではまず、阿字ヶ浦地区の防犯灯の設置や、コミュニティーセンターの運営の支援などに充てることにしています。