2022年08月02日(火曜日)

シドニーパラリンピック元日本代表が指導!高校生に車いすバスケ体験と講話

常陸太田市の高校生が、車いすバスケットボールに挑戦しました。

 

 

日本財団パラスポーツサポートセンターが主催した体験型出前授業「あすチャレ!スクール」として開かれたもので、常陸太田市の山吹運動公園体育館を会場に市内の高校生・13人が参加して5対5に分かれて試合に挑戦しました。車いすでの走行やシュートなどの指導を受けた子どもたちは、競技を楽しみながら、パラスポーツの魅力に触れたということです。

高校生を指導したのはシドニーパラリンピックで車いすバスケットボール日本代表のキャプテンを務めた根木慎志さんです。パラスポーツサポートセンターの講師を務めています。

 

 

根木さんは高校3年の時に交通事故で脊髄を損傷し、車いす生活になって競技と出合ったことなどを交えながら、高校生に語り掛けました。根木さんはオンラインの取材に対し、今回の出前授業では、障害のある人も無い人も多様にあふれている、多様性のすばらしさ・違いのすばらしさを高校生に伝えました。「世界中が友達になるとみんながハッピーになれるし、世界中が友達になると悲しい出来事があったら共有するし。世界の誰かが困っていたらみんなで助けるのではないか。出会いをきっかけに、違いを認めて友達のように暮らしていく社会、それが実はとても素敵な社会になるという活動をしていることを伝えた」 と話しました。

さらに、根木さんは「チャレンジしている人を応援し支え合う社会を作ってほしい」と伝え、「人間ってすごいなあと。そのためには用具の工夫であったり、ルールを変えるとか。サポートする人がいる。それが社会の構造とまったく同じだと思うので、そんな中で自分自身に可能性があったり、世の中のうまくいっていないできごとを見てあきらめるのではなく、何か工夫し、みんなで努力し、応援していくとそれが「できない」が「できる」に変わると。そんな社会をみんなで作っていけるのかなと。そんな形でパラスポーツを見てほしい」と話しました。

 

 

「あすチャレ!スクール」は、障害者スポーツの振興などを目的に2016年から全国で開催されていて、常陸太田市では常陸太田市社会福祉協議会が申し込んで実施されました。当日は、社協のスタッフも参加したプログラムとなりました。