2022年04月26日(火曜日)

鹿島コンビナートの定修、総費用で過去最高

神栖市の鹿島東部コンビナートを運営する鹿島共同施設が、コンビナートで行われる、年に1度の定期修理の総費用が過去最高となる見通しだと発表しました。運用開始から50年がたって、インフラの老朽化が指摘される中、産業基盤として経済を下支えしてきたコンビナートは設備の経年劣化が懸念されています。

各社は、老朽化への対応に加え、省エネなどの設備投資を行います。

鹿島東部コンビナートには三菱ケミカル、ENEOSホールディングス傘下の鹿島石油などの化学メーカーのプラントが立地し、年に1度、プラントを一斉に止めて修理することが法令で義務付けられています。今回の定期修理は22社のうち17社が対象となっていて、定期修理の総費用は462億円、比較可能な2003年以降で過去最高となる見通しです。一部のプラントで4年に1度の点検が実施されるため、規模が膨らむということです。老朽化対応の工事では、漏洩を防ぐために配管を交換します。

また、プラントを運転中も保安のためにドローンを飛ばせるよう規制が緩和されたことを受け、スマート化などの設備投資も実施する企業があるということです。定期修理は4月26日からの3か月間で行われます。