「食」プロジェクト
2019年09月07日(土曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」大子町で「奥久慈の恵「うまかっぺ」」を生産する、谷田部好三(やたべ・よしぞう)さん!
2019年9月9日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、大子町で「奥久慈の恵み「うまかっぺ」」を作る、谷田部農産の谷田部好三(やたべ・よしぞう)さんでした。
「奥久慈の恵み「うまかっぺ」」は少量しか市場に出回らない「幻のお米」といわれている「地域ブランド」のお米です。大子町は、山に囲まれた寒暖差の大きな気候と、豊富な水が美味しいコメをつくるのに適しているとか。ベースにしたのは、循環の仕組みづくりです。昔ながらの米作りと畜産の助け合いを大切にしました。牛のフンは、田んぼのたい肥にします。環境にやさしくおいしいお米を作りたい、という思いから徹底した土づくりと栽培管理を行っているそうです。出荷の際には米はふるいにかけて粒が大きいものだけを選びます。「食味計(しょくみけい)」といわれる機械で 「タンパク質」 など4つの成分を測定して鑑定すると、100点満点で数値が高いほど美味しい米と言われている「食味値(しょくみち)」が85となるそうです。米づくりへの谷田部さんの熱い思いが伝わってきました。(取材の最後は、同行いただいた、JA常陸大子営農経済センターの菊池センター長や、県常陸大宮地域農業改良普及センター地域普及課の尾崎課長らと記念写真に収まっていただきました。)