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LuckyFM茨城放送 食プロジェクト
ラジオ放送を通じ、東日本大震災時の原発事故による風評被害の払しょくと、茨城の食材の魅力を高めようという取り組みで、2013年にスタートしました。茨城県内のさまざまな「食」の資源を紹介しながら、「食」を盛り上げると共に、「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律」の一部施行に伴う、6次産業化に対する各地の取り組みにもかかわってきました。新たな商品の開発、そして、地域を取り上げていくなど。このトレンドを鑑み、今後も、茨城県内の各地域、企業団体との連携強化につながる取り組みとしていきたいと考えています。
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」、五霞町ではちみつを生産する松沼孝行さん!
2020年4月27日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、五霞町ではちみつを生産する、田舎はちみつあかぼっけの松沼孝行(まつぬま・たかゆき)さんでした。
今「はちみつ」の収穫時期を迎えています。「はちみつ」は、ミツバチが花から運んでくる里山の恵みです。
春から秋にかけて7か月間、月ごとにしぼり分けています。花が豊富な地域特性を活かし、四季折々の花の移ろいを楽しめる、希少な「月ごとはちみつ」です。雑味の元になる卵や幼虫のない完熟した蜜だけをしぼります。蜜を採取する期間は抗生剤など農薬を使用せず、ピュアな「はちみつ」にしあげて、そのまま瓶詰めします。
生産は松沼さんの両親と奥さんとお子さんの家族3代で行っています。家の庭にやってきたミツバチを、趣味で育てはじめてから16年。多い時期だと120万匹のミツバチを飼育し、季節で色合い味わいが変わるハチミツを作ります。
4月の「はちみつ」は菜の花や桜から採れるもので香り高く、5月はアカシア、柑橘系のミカンや柚子などから採り透明ですっきりした「田舎はちみつ」ができます。
季節や地域で様々な「はちみつ」が世界各地にあり、美容と健康に良いとされています。その中でも日本には四季があり、たくさんの花が移り変わっていくので、その時々の季節の花を楽しめるのが「はちみつ」の魅力です。
これからも、四季を楽しめる「はちみつ」を作り続けていきます。
「いばらきを食べて大きくなろう!」霞ヶ浦のコイ、霞ヶ浦漁業協同組合霞ヶ浦養殖加工部の山野英明さん!
「いばらきを食べて大きくなろう!」茨城県南部の霞ヶ浦ではコイの養殖が盛んです。コイを丁寧に、そして大切に、育てているのが、霞ヶ浦漁業協同組合 霞ヶ浦養殖加工部の山野英明さん。メッセージをいただきました!
2020年4月21日(火曜日) < いばたべGO! ~ 凍結コイフィレ( かすみがうら市 ) ~ >
今年で3年目に突入の『 いばたべGO! 』(^^)/
今シリーズは、食材の生産→加工→販売までを一貫して行っている生産者さんを
ご紹介していきます!そして、茨城の食材で作られる「加工品」の魅力もお伝えして
いきます☆
というわけで、第26回『 いばたべGO! 』のテーマは、全国一の養殖生産量
を誇る…「鯉(コイ)」。
たくさんの鯉が養殖されている、かすみがうら市にGO!
まずは、作業中の‘いけす’におじゃましました。
ここは、‘しめいけす’と呼ばれるところで、出荷直前の元気なコイがたくさん!!!
その数、2000匹以上とか。こうして地下水で1週間ほどしっかりと寝かせて、臭みを取るそうです。
このコイを丁寧に、そして大切に、育てているのが、霞ヶ浦漁業協同組合 霞ヶ浦養殖加工部の山野英明さん。卵から育てて出荷まで、約3年もかかるそうです。
その間、季節に左右される水温を確認しながら、エサの量を調節したり、ちょっとした変化にも気を使いながら、立派なコイに成長させるそうです。
そして、そのコイを少しでも多くの方に手軽に食べていただけるようにとの思いで、
全国発の「凍結コイフィレ」を開発!(^^)! どんな風に加工されるのか、特別に見せていただきました。
鮮度が何より大切なコイは、すばやく3枚におろし、、、。
※しっかりと運動をさせているコイは、ご覧のように肌つやも良く、プリップリ~。
3枚におろされたコイフィレ(切り身)は真空にし、急速冷凍したら、、、。
↓ こちら ↓ 『凍結コイフィレ』の完成です( ^^) _U~~
さらに、そのコイを使ってオリジナルレシピもご紹介いただきました。
オーブンレンジで簡単に出来る‘コイのバターホイル焼き’。
「私たちの組合は、いつでも変わらない味を提供できる自信を持っています!」という、熱~い思いが伝わってくる、しっかりとした歯ごたえに甘みがギュッと詰まっていて、味わい深い『コイ』でした(^^)
色んなバリエーションで楽しめそうな『凍結コイフィレ』。
皆さんも、ぜひ「茨城の鯉」を味わってみて下さい。コイに恋して…♡
お忙しい中、収録にご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
※詳しくは、こちらの動画をご覧ください。
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」、笠間市で有機農業を教える研修農場を運営する涌井義郎さん!
2020年4月20日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、笠間市で有機農業を教える研修農場を運営する、あした有機農園の涌井義郎(わくい・よしろう)さんでした。
涌井さんは、トマトやサトイモなど年間を通じて40種類の有機野菜を栽培しながら新規就農者の支援を積極的に行っています。有機栽培をはじめようと、涌井さんを訪ねてくる人は県内外問わず来ています。野菜の有機栽培をはじめて27年。自然環境を守るために、有機栽培をはじめました。
2011年から笠間市で有機農業を教える研修農場を運営しています。
3枚の畑と苗を育てるハウス、資材庫がある本拠点と他に市内4か所あわせて1.5ヘクタールの農地で栽培しています。研修農場ではアメリカ人を含む3人の研修生がいて、毎日畑に来ています。
有機農業の基本は地域の有機物資源を使った土づくりだそうです。
土とその中で生きる虫たちの力を大事にしています。
また、農場を始めるとき井戸を掘り、電気が必要なときは発電機やソーラーパネルからとるそうです。その土地の資源をいかして安心して食べられる野菜を作っています。
涌井さんは有機栽培のこれからについて「研修農場から独立した若い人たちに、どんどん有機野菜を作ってほしい!子どもたちに土に触れてもらう機会を作りたい!」と話していました。
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」、つくば市で有機ロメインレタスを栽培する伏田直弘さん!
2020年4月13日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、つくば市で「有機ロメインレタス」など6種の野菜を生産している、ふしちゃんファームの伏田直弘(ふした・なおひろ)さんでした。
「ロメインレタス」は、白菜のように長い葉をもち、ほのかな甘味があり弾力のある食感が特徴で、炒め物などにぴったりの野菜です。伏田さんは、有機ロメインレタスのほかに有機野菜6種類を作っています。39棟のビニールハウスで一年間通して切れ目なく、18人のスタッフと出荷しています。小松菜・水菜は一年中、ホウレンソウ・パクチーは6月から9月、ロメインレタス・リーフレタスは12月から5月に出荷のピークを迎えます。
そして、今年度は農林中央金庫が2010年に作った「アグリシードファンド」の助成を受け、より多くの方に有機野菜を食べてもらおうと動き出しました。将来、地域農業の担い手となり得る、技術力のある農業法人を対象にした制度で限度額は1千万円。銀行などの融資と違い、株式投資などと同じ「出資」という形を取るので担保や保証は不要です。期日ごとに利息などを支払う必要もありません。JAバンクが窓口となり出資期間は最長10年です。これまでに580件、あわせて97億5700万円の出資実績があり、茨城県でも11件の出資実績があります。事業拡大のためにハードルとなるのが事業資金の調達ですが、伏田さんは10年後に年商10億を目指し、ビニールハウスの拡大などの設備投資にあて、有機野菜の生産にさらに取り組んでいきます!
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」備食ライスにも使われている、土浦市のコシヒカリ、井沢農園の井沢瑞樹さん!
2020年4月6日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、土浦市でお米「コシヒカリ」を生産している、井沢農園の井沢瑞樹(いざわ・みずき)さんでした。
「コシヒカリ」は人気の高いお米の品種です。粘り気が強く冷めても美味しいお米として人気があります。戦後深刻な食糧不足のなかで生み出された「コシヒカリ」。消費者の人気が高く、日本全国で生産されています。サラリーマンを経て、農業に就業した井沢さん。兄の夏樹さんとともに、農業を営み、ねぎ、ごぼう、人参、ほうれん草などとともにコシヒカリも生産しているということです。また、井沢さんが収穫した「コシヒカリ」の玄米が非常食の商品になりました。その名も「備食(びしょく)ライス」です。
コシヒカリの玄米を炊飯し、米油で揚げました。水がなくてもそのまま食べられます。カリカリとした食感が特徴で、賞味期限は5年間です。水やお湯を使わず、加熱もせずに、そのままでも食べられます。備食ライスは、JA水郷つくばが自然災害が相次ぐ中で商品化しました。先月25日には、土浦市の安藤真理子市長に備食ライス1000食が寄贈されました。
災害はいつ発生するか分かりません。JA水郷つくば管内や県南部、土浦市などで丹精込めて育てられたコシヒカリが、災害時にも役立ちそうです。
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」茨城町で「愛ちゃんメロン」と名付けられた「オトメメロン」の生産者、JA水戸茨城町メロン部会の相田幸夫さん!
2020年3月30日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、茨城町で「愛ちゃんメロン」と名付けられた「オトメメロン」の生産者をご紹介しました。メッセージはJA水戸茨城町メロン部会の相田幸夫(あいた・ゆきお)さんでした。
今年も茨城町の「愛ちゃんメロン」の出荷が始まりました。JA水戸では、去年から、出荷に新たな選果設備を導入し、集計作業の自動化などをスタートさせています。等級や糖度などの検査も自動化できるようになり、出荷作業の際の手間を省くことができて、効率が高まったそうです。一方、メロンの外箱にはカットメロンの写真をカラーでプリントし、デザインを変更しています。
県産メロンのイメージアップを図って、さらなるブランド化も進めているとのことでした。相田さんは3年前に両親から農業を継ぎ、メロンの栽培をしています。相田さんもメンバーである、JA水戸茨城町メロン部会の「オトメメロン」が、今月25日、県内のメロン産地のトップを切って出荷されました。
5月上旬に出荷のピークを迎えます。その後は、「アンデスメロン」「レノンメロン」が5月中旬、5月下旬に最盛期になる見通しです。生産者は44人、面積は37ヘクタールです。おいしいメロンづくりへ、今シーズンの販売への期待も高まっています。
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