「食」プロジェクト
2018年07月25日(水曜日)
2018/7/17(火)いばたべGO! ~ 香菜(シャンサイ) 編 ~
第4回『いばたべGO!』。県内の旬のおいしいものを探し求めて、行方市におじゃましました。今回ご紹介する、旬のおいしいものは・・・独特も香りが特徴の「香菜(シャンサイ)」☆※タイ名では「パクチー」、和名では「カメムシソウ」、英名では「コリアンダー」など呼び方がたくさんありますが、すべて同じ野菜です。
お話を伺ったのは、JAなめがた 葉物部会 香菜部 部長の沼里 一男さんと栽培委員長の
野原 浩さん。
「今から約15年前、香菜を作り始めました。当時は、香菜に関する情報も少なく、試行錯誤しながら仲間と一緒に、香りにこだわった香菜を皆さんにお届けしています。」(沼里さん)
「部長はじめ、みんなと力を合わせてやっとここまで来ました。ハウス栽培なので一年を通して食べられる、行方市産の香菜。寒い冬には、暖房なども使用し、季節ごとに様子を見ながら大切に育てています。」(野原さん)
愛情たっぷりに育てられている行方市産の香菜、こうした努力が実り、今年2月には
茨城県の銘柄産地に指定されました。
栄養価も高い香菜、少し前までは、エスニック料理などの薬味として使用されていましたが、現在は主役になるほどの人気で「パクチスト」と呼ばれる愛好家もいるほど!
さて、今回のいばらき食のアンバサダーは、『Ryori-雄』の佐藤 雄一さん。
和食の料理人がご紹介するオリジナルレシピは < ベトナム風葱トロ丼 >
ベトナム風葱トロ丼
<材料>
・パクチー・・・15g
・白飯・・・・・200g
・マグロ(中トロ)(たたいたもの)…90g
・長葱・・・・・15g
調味料A
・ナンプラー…大さじ1
・醤油・・・・大さじ1
・豆板醤・・・少々
・すり胡麻・・小さじ1
・卵黄・・・・・1個
・のり・・・・・適量
<作り方>
1.葱をみじん切り、パクチーを1cmくらいに切る。
2.マグロに葱とパクチー、Aを入れ混ぜる。
3.ご飯の上に2をのせ、卵黄とのりをのせる。
「行方市産の香菜は、香りが豊かで茎に甘みがあり、葉も柔らかく食べやすいのが特徴。その特徴が味わえる一品です。」と、料理人の佐藤さん。
佐藤さんの作った < ベトナム風葱トロ丼 >香菜の独特の香りがいきています!
試食をした、沼里さんと野原さん。
「暑い夏こそ、行方市産の香菜を食べて夏バテ防止を!」
香菜の味が十分に生かされていて、大満足のご様子でした。
お忙しい中、そしてとっても暑い中、ご協力をいただいた皆さま、ありがとうございました!
※詳しくは、こちらの動画をご覧ください。