「食」プロジェクト

2018年10月25日(木曜日)

2018/10/16(火)<いばたべGO!~大子町・常陸大黒(ひたちおおぐろ)編~>

第7回『いばたべGO!』。県内の旬のおいしいものを探し求めて、大子町におじゃましました。今回ご紹介する、旬のおいしいものは・・・県北地区でしか手に入らない「常陸大黒(ひたちおおぐろ)」☆

 

 

 

いばたべGO20181016①

 

 

 

 

 

 

「常陸大黒」とは、平成14年に茨城県が育成したベニバナインゲン(花豆)のオリジナル品種。「常陸大黒」は涼しい気候を好むため、栽培地域は県北部の中山間地域に限られるています。

今回は、普段見ることのできない圃場で特別に、JA常陸 常陸大黒研究会 支部長 渡辺 博明さんにお話を伺いました。

 

いばたべGO20181016②

 

 

 

 

 

 

「常陸大黒」は、つる性の豆なので、高さ2メートルの支柱にネットを張って栽培されています。夏の暑い時期7月中旬頃に種を撒き、その頃に雨が少ないと収穫時期に大きくならない・・・これが毎年の心配事という、渡辺さん。

 

いばたべGO20181016③

 

 

 

 

 

 

 

早速、さやの中を見せていただくことに。

 

いばたべGO20181016④

 

 

 
大きなさやの中には、黒一色のこれまた大きな「常陸大黒」が3~5個入っています。
花豆唯一の黒一色品種、この色はアントシアニン色素によるもので、黒大豆の約3倍もの量が含まれているそうです。大きさもご覧の通り!

 

 

いばたべGO20181016⑤
 

 

ちなみに収穫後の選別作業は、すべて手作業で行うとのこと。1日8時間、1ヶ月ほどの時間を費やし行われるそうです。

さて、茨城県のオリジナル品種「常陸大黒」、今回のオリジナルレシピをご紹介いただくのは、『Ryori -雄』 店主の佐藤 雄一さん。

今回は、おうちにあるアレで、おいしく簡単に、あっという間に作れちゃう!?
< 常陸大黒のおかき揚げ >
※常陸大黒は生豆販売はしてないので、加工品での調理となります。

 

 

いばたべGO20181016⑥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【常陸大黒のおかき揚げ】

 

<材料>

・常陸大黒・・・・・5~6 粒

・卵白・・・1/2個

・おかき(くだいたもの)・・・・・20g

・七味・・・少々

 

 

 

<作り方>

①  おかきを細かく砕く。

 

②  卵白を泡立てる。

 

③  常陸大黒に卵白をつけ①の衣をつける。

 

④  170度の油でサッと揚げる。

※お好みで七味をかける。

 

 

あっという間に完成して、ちょっと半信半疑の渡辺さん。
揚げたての熱いうちに食べていただいたところ・・・大満足のご様子。

 

 

いばたべGO20181016⑦

 

 

 

 

 

 

 

「これなら、私でも出来そう!」と、渡辺さん♡
おかきの香ばしさと常陸大黒の甘み、そして、お好みで七味を少々。
これは止まらない味、間違いなし!おやつにも、おつまみにのピッタリの一品です☆

今回ご協力をいただいた皆さま、ありがとうございました。

※詳しくは、こちらの動画をご覧ください。

 

https://www.youtube.com/watch?v=h45F8QDCl0Y

 

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