「食」プロジェクト

2018年04月12日(木曜日)

2018/3/20(火)行方レシピコンテスト!

特産のさつまいもを使った料理のレシピコンテストが2018年3月20日、行方市で開かれました。「行方レシピコンテスト」は、行方市が毎年開き、今年で3回目です。レンコン、パクチーに続き、今年は、行方市が誇る特産野菜「サツマイモ」がテーマとなりました。コンテストには合わせて80点の応募があり、今日は、最終審査に残った9点のレシピを調理したもので実際に食べて審査しました。審査の結果、さっぱりした味わいで、手軽に作れる料理と評価されたニックネーム「つくるん」さんの作品「おやつでも、お弁当でもさつまいもの春巻き」 が最優秀に輝きました。たまねぎを少しずつ入れて、さつまいもと調和した手軽な食感がポイントです。最優秀に輝いた「おやつでも、お弁当でもさつまいもの春巻き」は、なめがた食彩マーケット会議のウェブサイトなどに掲載される予定です。かつて、ファーストフードの台頭などによって消費の低迷にあえいでいた「さつまいも」。JAなめがた甘藷部会連絡会の箕輪代表は「さつまいもを扱ってくれている業者が増えている。食べ方の提案も増えているが、加工品のすそ野を広げないと大変」と日々、価値を高める活動に余念がありません。JAなめがたの紅ゆうかは去年、「日本農業賞「大賞」」と、第56回「農林水産祭「天皇杯」」を受賞しました。2015年には、大阪に本社のある「白ハト食品工業」と提携し、体験型農業のテーマパーク「なめがたファーマーズヴィレッジ」がオープンし、さつまいものブランド化への弾みをつけようという動きを続けます。ほかの農産物と比べ、ブランド化に一歩先行く「さつまいも」。今後、ブランド発信へ、行方の農業全体の底上げを図る役割がこのさつまいも「紅ゆうか」にかかっているともいえそうです。

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