「食」プロジェクト

2017年05月11日(木曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」立夏を前に収穫が進む、高い糖度と歯ごたえの良さが特徴、筑西市の「こだますいか」

2017年5月1日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、立夏を前に収穫が進む、高い糖度と歯ごたえの良さが特徴、筑西市の「こだますいか」をご紹介しました。メッセージは、JA北つくば、こだま西瓜部会の中沢孝行(なかざわたかゆき)さんでした。奥さんとツーショットで写っていただきました!こだますいかは、大玉のすいかとは違った品種です。筑西市の協和、明野、関城、桜川市の真壁、大和が産地で、171人が生産に当たっています。小ぶりながら実が多く入っていて、生産者はそれぞれ、糖度は高く、シャリシャリとして美味しいと言って貰えるのを目標にして作っています。このうち、中沢さんも7ヘクタールの農地で、30度近く気温があるビニールハウスで栽培しています。外の気温を見極めながらハウス内の温度と湿度を調節。加減を誤ると実がすぐに傷んでしまうために気を付けているとか。有機肥料を使いながら、均一な栽培条件作りを続けています。出荷に当たっては、品質を検査し、一定の基準をクリアした商品だけが、この地域のオリジナルブランド「紅の誘惑」として、出荷を許可されます。ちなみに、取材の日、中沢さんの畑で獲れたこだますいかの糖度は13%。出荷先は主に都内とその周辺だということです。「こだますいか」の地域ブランド化を進めるため、筑西市、桜川市、JA北つくばなどは「立夏」の日を「こだますいかの日」に制定、本格的にアピールに乗り出します。ちなみに今年は5月5日。「名実ともに誇れる産地にしたい」としています。

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