「食」プロジェクト
2024年03月26日(火曜日)
稲作 大和田農園 ソバ 吹野さん 茨城県振興公社共進会で最優秀
稲作とそばの品質を競う「茨城県稲作・そば共進会」が水戸市で開かれ、稲作、そばともに、笠間市の生産者が最も高い評価を受け、最優秀賞に選ばれました。稲作とそばの品質向上などを目的に、茨城県農林振興公社が開いているもので、稲作に14点が、そばに4点が出品され、審査が行われました。
その結果、稲作の最優秀賞には笠間市の大和田農園が選ばれました。大和田農園は家族4人のコメ農家で、水稲18・7ヘクタールを栽培しています。ドローンを使った省力化、適切な時期での病害虫防除、色彩選別機の活用による、全量1等米で出荷する取り組みが評価されました。
また、そばでは笠間市の吹野健司さんが選ばれました。吹野さんは耕作放棄地対策として15年前にソバを導入しました。麦や大豆の連作障害を改善するための体系を組み、ソバの面積を拡大してきました。今年度はソバ7・1ヘクタールを育て、10アール当たり162キロの高い収量を実現しました。
なお、最優秀賞のほかには、稲作で優秀賞、優良賞2点、奨励賞9点が、そばで優秀賞、優良賞、奨励賞が1点ずつ選定されました。