「食」プロジェクト

2020年12月01日(火曜日)

県産米を海外へ 協議会が出荷式

県内の米の生産者などでつくる「茨城県産米輸出推進協議会」が、シンガポール向けにことし県内で収穫された米を海外に輸出する出荷式が、ひたちなか市で開かれました。

 

 

11月10日の出荷式では、シンガポールに向けて常陸那珂港から輸出されるおよそ25トンの米がコンテナに積み込まれ、参加者たちは、フォークリフトで米が運ばれる様子を見守っていました。

 

 

輸出された米はシンガポールに着いたあと、日本円にして5キロおよそ3000円で売り出されます。県産米輸出推進協議会は、県内で収穫されたコメおよそ955トンを、シンガポールや香港、アメリカなどに輸出することにしています。

 

 

国内でのコメの消費が減少傾向にある中、流通コストを徹底的に削減し、「うまくてリーズナブル」な茨城県産米を海外に売り出し、出荷量と販路を拡大する取り組みが続いています。

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