「食」プロジェクト

2023年07月10日(月曜日)

ブランドを県外にも 「ローズポーク」40年 決起会

茨城県の銘柄豚「ローズポーク」を県外市場にも打ち出そうという、40周年の決起会が、指定生産者など40人が結集し、7月7日、鉾田市で開かれました。

茨城県銘柄豚振興会が主催したもので、事務局は、今後のブランド戦略として、「ローズポーク」を、茨城県内だけでなく、県外にも打ち出す方針を提案しました。そして、新しい会長に、常総市・下妻市・八千代町が管内の農協「JA常総ひかり」の指定生産者、大里敏雄さんを選びました。大里さんは、3月の「ローズポーク」枝肉共励会で、最優秀賞を受賞しています。

ロシアによるウクライナ侵攻などに端を発する穀物価格の高騰で、豚肉の生産者の危機が続いています。JA全農の茨城県本部・担当者は講演で、豚のふんを農作物の肥料に活用する方法で、持続可能な畜産経営を提案しました。「ローズポーク」は40年前の1983年から生産が始まり、1988年に商標登録されました。現在、茨城県内の18戸が、年間で3万6千頭あまりを出荷しています。

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