「食」プロジェクト
2017年02月09日(木曜日)
いばらきの生産者さんこんにちは。行方市「米豚」
1月10日の「いばらきの、生産者さんこんにちは」は、行方市の「米豚」をご紹介しました。
メッセージは、行方市で養豚業を営む、後谷俊則(うしろやつとしのり)さんでした。
茨城県の養豚でも、有数の畜産農家が集まっているのが、行方市です。ここでは、行方市などが検討を重ね、肉の品質向上に取り組んできました。
ルーツは30年ほど前にさかのぼります。
配合飼料が導入されたことで本格的な専業生産が始まりました。
そして、現在、主食用米の消費は減少気味です。
そんな中で、輸入飼料の高騰にストップをかけて地元産の米を与えて育てることで誕生したのが「米豚」です!
平成20年度から取り組みを始めた新しいブランドです。
米を飼料に2割弱配合することで脂肪が柔らかくなり、甘みが増します。
また、生産グループでは飼育環境もさることながら飼料については飼料メーカーに直接依頼し飼料による肉質の変化を研究しています。
豚舎は、伸び伸びと豚が走り回れるスペースが確保されているので、ストレスや病気の感染も少ない環境になっています。
また、足元に敷いてあるおが粉と籾殻は水はけが良く、穴掘りの好きな豚には格好の遊びや運動になっています。
もちろん!体温調節にも役立っています。
行方産の米を食べて育てられた豚肉は、「風味・甘み・旨味・歯切れの良さ」が抜群!熱を加えるほどに脂身の旨みが口いっぱいに「ジュワ~~ッ」!!!美味しさの秘密は市販豚と食べ比べてみれば、すぐに分かります。
ぜひ、食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。