「食」プロジェクト
2016年11月18日(金曜日)
いばらきの、生産者さんこんにちは。 那珂湊港で水揚げされた、これからが旬の、県の魚「ひらめ」
11月15日の「いばらきの、生産者さんこんにちは」は「ひらめ」をご紹介しました。
メッセージは、那珂湊漁業協同組合理事で、大洋丸(たいようまる)の船長、根本勝一(ねもとかついち)さんでした。
鯛と並ぶ高級魚、茨城の海でとれる「ひらめ」。
茨城沿岸の黒潮と親潮がぶつかり合う潮の流れと、広大な砂浜、沖合に点在する磯、そして栄養が豊かな漁場で獲れるため、高値で取引されます。
冬の冷たい海の中で肉厚となり、豊富な餌を食べて脂質の量がもっとも多くなる12月から2月が旬。
これからが最盛期です。
取材した日はたまたま、お休みの日でしたが、出漁するときは夜に出港し、早朝に帰ってくる流れになります。
水揚げされる「ひらめ」は“常磐(じょうばん)もの”と呼ばれ、食通や市場の間で高い評価を受け、都内で一番需要が高いとされる食べて美味しい魚。
茨城県の魚にもなっています。
クセがなく淡白でありながら、旨味あふれるひらめの肉質は、刺身にも煮付けにもよく、春の鯛と並ぶ高級魚。
寿司職人が「一度は握ってみたい」と願う魚です。
生なら刺身や昆布締めで、加熱して煮付け・フライ・ムニエルもおすすめです。
ちなみに、那珂湊港は県内でもひらめの水揚げがとくに多く、土、日、祝日のみ営業する、那珂湊漁協女性部のお店「魚食楽(さくら)」ではひらめのフライ丼を提供しています。
県でも「いばらきの地魚取扱店」に認証し、ポスターやのぼりでPRしています。
レシピは県のホームページに掲載しているとか。
県のさかな「ひらめ」をぜひ、ご賞味ください。