「食」プロジェクト
2016年05月19日(木曜日)
いばらきの、生産者さんこんにちは。 行方市「コイ」
5月10日放送の「いばらきの、生産者さんこんにちは」。
行方市の「コイ」を紹介しました。
メッセージは、行方市にお住まいの、霞ヶ浦北浦小割式(こわりしき)養殖漁業協同組合、理崎茂男(りさき・しげお)さんでした。
琵琶湖に次いで全国第2位の広さを誇る霞ヶ浦ではコイの養殖が盛んで、日本一の生産量を誇ります。
理崎さんは、霞ヶ浦で30年以上コイの養殖を続けています。
いけすで、卵を孵化させて稚魚を育て、さらに、養殖場に移動させます。
コイは2年で30センチ、体重1キロから2キロに成長します。
今はコイの産卵時期。漁業で暮らす人々には待ちに待った季節の到来です。
水ぬるむ霞ヶ浦に今年も、新たな命が希望に乗せて生まれています。
ちなみに、行方市はコイの加工も盛んです。
昔から健康や美容によいとされ、地域の貴重な栄養源になってきました。
コイのあらいは生姜醤油で食べるのが定番だとか。
また、漁師が多かったこの地域では、めでたい席に必ずといっていいほど、コイの腹合わせを貢物としていて、男女の結納の席にも登場するとか。
霞ヶ浦がもたらす水の恵みが生み出した、コイの強さと旨味をぜひ、ご賞味ください!!