「食」プロジェクト
2016年09月06日(火曜日)
いばらきの、生産者さんこんにちは。 常陸太田「奥久慈なす」
8月16日の「いばらきの、生産者さんこんにちは」は、常陸太田市でとれた「奥久慈なす」の生産者のご紹介でした。
お話は、常陸太田市の奥久慈なすの生産者、「奥久慈なす生産協議会」の武石重信(たけいししげのぶ)さんの妻、史枝(ふみえ)さんでした。
「奥久慈なす」は、常陸大宮市、常陸太田市、那珂市、大子町などで広域的に栽培されるナスの統一ブランドです。
5月ごろに飢え、6月から10月ごろまで収穫する露地ものはお盆前後が出荷のピークです。
もともと地域は、『奥久慈きゅうり』と呼ばれるきゅうりの産地でした。
しかしその後、養蚕、たばこの葉、長なす、奥久慈なすと、時代のニーズにより作るものを変化させてきました。
武石さんも10年前から時代のニーズに合わせ、小ぶりで味の良い現在の『奥久慈なす』の生産を始めました。
なすは、太陽の光を実に当てることで、『なす紺』と呼ばれる真っ黒に近い美しい色になります。
皮が柔らかく身がしまっているのが特徴で、煮て良し・焼いて良し・漬けて良しの万能食材とも言われています。
火を通すと口の中でとろけそうなほどの食感に!
この地域は日中気温が高く、朝晩はとても冷え込むのですが、その寒暖差がおいしいなすを生み出すのだそう。
花が咲いて2週間ほどで実がなるそうです。
今は毎朝4時に起きて収穫を始めるそう。
そんなハードワークをこなす武石さん。
これからも元気になすを作り続けて下さい!
皆さんもぜひ、奥久慈なすを食べて下さい。