「食」プロジェクト

2016年08月16日(火曜日)

いばらきの、生産者さんこんにちは。 古河「長なす」

8月2日の「いばらきの、生産者さんこんにちは」は、古河市でとれた「長なす」の生産者のご紹介でした。

お話は、JA茨城むつみ園芸部会本部役員の永塚康則(ながつか・やすのり)さんでした。

古河市では今、夏の暑さに強い野菜「長なす」の収穫が盛んに行われています。

「なす」といえば、奈良時代から続く伝統野菜。

茨城県は全国でもなすの収穫量の上位を誇り、古河もなすの産地の1つです。

生産者が丹精込めて生産したなすは、去年より大きく、いい色に育ちました。

今回登場した永塚さんも、一つ一つ大きさを見極めながらはさみで切って収穫していました。

私たちがスーパーでよく目にする千両なすを始め、「くろべえ」「千両二号」「長なす」など、種類は豊富です。

長いもの、短いもの、形もさまざま。

皮に含まれるポリフェノールの一種、ナスミンには、動脈硬化や高血圧を防ぐ作用も期待されています。

暑くなる時期は、夏バテ予防にもなるとか。

朝、収穫されたナスは作業場に運ばれ、その日のうちに出荷準備が行われます。

味だけでなく、実の色ツヤ、大きさ、形も重要。

そのため、生産現場では細かな工夫を凝らしています。

さらに、規格ごとに選別され袋詰めされます。

ナスの収穫は10月まで続くということです。

そして、およそ2万本が県内外に向けて出荷されるということです。

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