「食」プロジェクト
2017年03月16日(木曜日)
いばらきの、生産者さんこんにちは。 つくば市「ベビーリーフ」
3月7日の「いばらきの、生産者さんこんにちは」は、つくば市で生産されている「ベビーリーフ」のご紹介でした。メッセージは、つくば市の郊外に広がる平野林の中に建てられたハウス群を経営し、ベビーリーフをする、株式会社HATAKEカンパニー代表取締役社長の木村誠(きむらまこと)さんでした。ベビーリーフとは、発芽後10日から30日位までの若い葉を指す総称です。草丈が10センチから15センチくらいになったら、中心の葉を1枚から2枚残して葉っぱを摘み取っていきます。用いられる野菜の種類はさまざまで特に決まりはありません。水菜、ほうれん草、スイスチャード、小松菜、ルッコラ、エンダイブ、ターサイ、ロメインレタス、マーシュ、ビート、マスタードリーフなどがよく用いられています。ペリーラという名称で「大葉(おおば)」のベビーリーフも出ています。
ちなみに木村さんは、東京板橋出身の脱サラ就農者です。夫婦たった2人で始まったベビーリーフづくりですが、年々規模を拡大。県内有数のベビーリーフ生産法人に成長させました。平成10年におよそ40アールの農地でスタートしました。まだ国内では栽培農家も少ない時代で、全量買い取ってくれるという方がいて、販路が確保されているのなら大丈夫だろうと始まったのです。今後の目標は、日本一のベビーリーフの生産法人。今後ともご活躍ください。