「食」プロジェクト

2017年01月05日(木曜日)

いばらきの、生産者さんこんにちは。 いばらきを代表するブランド茶の1つ「さしま茶」

11月29日の「いばらきの、生産者さんこんにちは」は坂東市の「さしま茶」をご紹介しました。

メッセージは、お茶の根本園の根本宏紀(ねもと・ひろき)さんでした。

腰の高さほどに刈りそろえられ、厚みのある小さな葉を付けた茶の木が一面と広がります。

利根川に沿った県南西部の猿島地方は、「さしま茶」の産地です。

お茶は1年の寒暖の差が大きいと根がしっかりと張られ、味、香りともに凝縮された茶葉が育つといわれ、冷え込みが厳しくなると根に養分を蓄えることができ、緑が濃く、厚みのある茶葉に仕上がります。

「さしま茶」は改良に改良を重ね香りが強くコクがあるのが特徴です。

国内有数の歴史を誇り、日本で初めて海外に輸出された、歴史に名を残すお茶ともいわれます。

海外でも非常に好評で、生糸と並んで外貨の獲得に大きな役割を果たしました。

産地の将来を担うさしま茶協会青年部が中心となり、自主的な産地表示基準の設定や講習会、土壌診断の実施等による高品質化に向けた取り組みを行っています。

また、小学生を対象としたお茶教室やお茶に関する競技大会の開催、各種イベントへの参加などブランド化に向けたPR活動を積極的に進めています。

ちなみに、「根本園」では、お茶のアイスクリームを発売中。工場で直接、販売しているそうです。

工場内はお茶の香りに包まれ癒されますよ~。

そして、ご家庭では急須を使って「さしま茶」をいれ、香りと味を楽しんでください。

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