「食」プロジェクト

2023年07月10日(月曜日)

「常陸乃国いせ海老」ブランド化へ ネーミング 茨城県産伊勢エビ消費拡大へ

茨城県沖でとれる伊勢エビの消費を全国に拡大しようと、茨城県と県内の漁業者などで作る団体がブランド化を目指し、新たに「常陸乃国いせ海老」というネーミングを決め、6月30日、お披露目しました。

団体のメンバーたちは茨城県庁を訪れ、大井川知事とともに、6つの候補から新たなブランド名を選考し、「常陸乃国いせ海老」に決まりました。茨城県沖では、およそ30年前ごろから伊勢エビが少しずつとれるようになり、6年前、県内の漁獲は10トン足らずでしたが、その後増加し、おととしは、その6倍の60トン近くに増えました。そこで、茨城県内の漁業者や飲食店などが  ブランド化を目指す団体を設立し、全国に販路を広げようと、県産伊勢エビのブランドを立ち上げ、ネーミングとロゴを作りました。

茨城県内で伊勢エビの漁獲が増えている背景には海水温が上がった影響で、生息域が北上している可能性があるということです。団体では、7月8日から3カ月間、新たなブランド名とともに県内や東京や栃木の料亭などの25店舗で、県産伊勢エビの料理を提供するPR活動を始めることにしています。

 

「食」プロジェクトTOPへ