「食」プロジェクト
2024年12月09日(月曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは」鉾田市でポインセチアを栽培している、市村花卉園の市村正義さん!
2024年12月9日の「いばらきの、生産者さんこんにちは」は、鉾田市でポインセチアを栽培している、市村花卉園の市村正義さんのメッセージをご紹介しました。
クリスマスを彩る植物として人気の「ポインセチア」。鮮やかな赤の葉がクリスマスの装飾として定番ですが、一口に赤と言っても、それぞれ色に微妙な違いがあるほか、大きくなるもの、葉が細かくなるものなど、20種類があります。
市村花卉園は1200坪、14棟のハウスで、3種類の赤、ピンク、まだら模様の5種類を生産します。高さを出すのに時間がかかるため、一般的な定植時期を1カ月前倒し、5月中旬ごろに定植しました。夏の暑さで、大きく背が高くなりすぎたポインセチアの形を整えるのに苦労しましたが、はさみを入れ、形を整える作業を続け、直径12センチの鉢から30センチの鉢まで、3万鉢が発色よく育ちました。
「もみ殻」「赤土」それに、土壌を改良する作用がある成分が含まれる「バーミキュライト」などをブレンドした自家製の堆肥を、2年から3年かけて作るのもこだわりです。白い根がびっしりと張り巡らされた茎の太い、安定感のあるポインセチアに育ちます。
「スタンド作り」「ツリー作り」「ロウソク作り」という名前もついているという、こだわりたっぷりの市村さんのポインセチアは12月中ごろまで、北海道から大阪までの各地域の、消費者の元に届けられます。