「食」プロジェクト

2024年10月07日(月曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは」笠間市で栗を生産している、JA常陸笠間地区栗部会、副部会長の諸星一郎さん!

2024年10月7日の「いばらきの、生産者さんこんにちは」は、県内有数の栗の産地、笠間市で栗を生産している、JA常陸笠間地区栗部会、副部会長の諸星一郎さんのメッセージをご紹介しました。

笠間市では、栗の収穫が最盛期を迎えています。1年で最も忙しい時季となり、諸星さんは朝早くから収穫に汗を流し、昼に選別作業をしています。

およそ500本の栗の木のうち、300本の品種は9月下旬から収穫が始まった「つくば」です。見た目が茶色くつやつやしていて、食感は甘くホロホロとしています。

栗の木には、1年に何度か肥料を与えますが、休眠に入る10月から11月には、父親の代からこだわって続ける「礼肥い」をします。肥料を与えながら「今年度もおいしい栗を作ってくれてありがとう。来年度もおいしい栗を作ってね」という感謝を込めます。

82歳の諸星さんに今のところ、足腰の不調はありません。虫や病気の防除、草刈り、カミキリムシが栗の木を傷つけないような見回りといった、栗の手入れに奔走し、毎日大忙し。あと5年ぐらいは現役で栗づくりをしたいと張り切ります。収穫した栗はJAを通じ、全国各地の市場に出荷しているほか、道の駅かさまでも購入できます。

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