「食」プロジェクト

2024年10月02日(水曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは」笠間市で栗を生産している、JA常陸笠間地区栗部会・副部会長の諸星一郎さん!

2024年9月30日の「いばらきの、生産者さんこんにちは」は、笠間市で栗を生産している、JA常陸笠間地区栗部会・副部会長の諸星一郎さんのメッセージをご紹介しました。

茨城県は、栗の栽培面積、収穫量ともに全国1位。栗の生産量全国1位の茨城県の中でも笠間市は屈指の名産地です。諸星さんは、210人以上が所属する栗部会のメンバーの中でも82歳と最高齢です。

1町歩の圃場で諸星さんが所有する、500本の栗の木からの収穫は、9月下旬から10月にかけてピークを迎えます。しかし、日中は暑さが続いていて、諸星さんの作業は、朝5時半ごろの涼しい時間からはじまります。多い日は1日40キログラム、火ばさみで落ちている栗を拾います。

9月下旬に収穫されるのは、主に、見た目がつやつやと茶色く、甘くホロホロとした食感の「つくば」、コロンとした丸いフォルムと甘い味で「栗の王様」ともいわれる「利平」です。

部会のメンバーは、スイーツでの最近の栗ブームと相まって「実が大きくおいしく栗を作ろう」とモチベーションを高めているということです。

JA常陸笠間地区栗部会の皆さん、諸星さんが生産する栗は、JAを通して全国各地の市場に出荷されるほか、道の駅かさまなどでも購入できます。来月4日から6日は笠間芸術の森公園で「かさま新栗まつり」が開かれ、生栗や焼き栗、栗を使ったお菓子を購入し、旬の味覚を楽しむことができます。

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