「食」プロジェクト
2024年11月18日(月曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは」大子町でりんごを生産している黒田りんご園の黒田恭正さん!
2024年11月18日の「いばらきの、生産者さんこんにちは」は、大子町でりんごを生産している黒田りんご園の黒田恭正さんのメッセージをご紹介しました。
今年で開園80周年の黒田りんご園は、茨城県で最初にりんごの木を植えた農家とされています。そして、3代目の黒田さんが小学校低学年のころには観光農園の営業も始めました。高度成長期には観光ブームの波に乗り、多くの観光客がバスで押し寄せました。時代のニーズに合わせた運営の形は今も変わらず、平日のシニア層、土日の家族連れにおいしさにこだわったりんごを提供しています。
黒田さんは農園経営だけでなく、農業を継ぐ若手の育成活動も展開、国内にとどまらず、活動の場所は海外にも広がります。20年以上にわたって、韓国南東部の慶尚北道で『せん定』を中心に生産技術の指導を続けた結果、韓国国内で最も品質が高いりんごを作り出すことに成功、りんご農家も20年で1000軒増えました。研修を始めた当初の参加者は少なかったそうですが、おいしいりんごができる仲間を見て、現在は1000人ほどが参加。日本との友好ムードが高まるような取り組みも意識します。
なお、黒田りんご園の場所は大子町小生瀬です。もぎ取り体験のほか、収穫済みのりんご、りんごのジャムやジュースを販売しています。