「食」プロジェクト

2017年09月19日(火曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」阿見町のなかよし蓮根、吉田さん!

2017年7月31日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、れんこんの生産者のご紹介でした。メッセージは、阿見町吉原で「なかよし蓮根吉田農園」を営む、吉田和嗣(よしだかずし)さん。吉田さんは「食べ物は、おいしくて安全でなければ意味がない」をモットーにれんこん農園を立ち上げました。

有機ボカシをベースに、貝化石、米ヌカ、ミネラルを加えた肥料を使い、土壌や水など環境に配慮する『環境保全型農業』を行うことで、環境を汚さず、さらに病害虫に強い、健全なれんこん生産につとめています。

れんこんは通常、12月ごろに出荷のピークを迎えますが、6月から出荷できる体制が作られています。れんこんが傷みやすい夏の時期には、発泡スチロール箱に氷を詰めて出荷するなどの取組を行い、市場等から高い評価を得ています。この時期特有のみずみずしい食感は生食にも適しているとのことです。

霞ヶ浦に面した阿見町。アシなどが堆積した肥沃な土壌と水温の高さが栽培に最適な環境をつくっています。

れんこんの収獲は田んぼに入り、胸まで水に浸かることもある重労働です。生産者は水の下に隠れたおいしいれんこんを傷つけないよう、泥をポンプの水圧で取り除いてから収獲。その細やかでていねいな作業がおいしさに表れています。

吉田さんは7月、株式会社ベストファームを設立。さらに、阿見町で農業委員も務めています。今後もれんこん栽培をさらに強化していきたいとしています。味はもちろん形も良く、贈答用にもお勧め!阿見町のれんこんをぜひどうぞ!

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