「食」プロジェクト
2024年12月17日(火曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」鉾田市でポインセチアを栽培している、市村花卉園の市村正義さん!
2024年12月16日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、鉾田市でポインセチアを栽培している、市村花卉園の市村正義さんのメッセージをご紹介しました。
市村花卉園では1200坪のハウスで、3種類の「赤」のほか、「ピンク」、「まだら模様の柄」の5種類、およそ3万鉢のポインセチアを栽培しています。 父親はメロンを生産していましたが、ポインセチアを栽培する理由を市村さんは「水をたくさん与えすぎず、かといって少なすぎず、などという栽培方法の難しさが自分の性格に合っていた」と話し、笑います。
クリスマスを彩るポインセチア。12月の早い段階で購入すると花色があせたり、株が弱ったりするなどのトラブルが聞かれますが、市村さんに長く楽しむ方法を聞いたところ、極端な寒さを避け、光の当たる窓際や居間など、部屋の暖かいところに置くことがポイントだということです。
栽培を始めて40年。生育状況を見極めて形を整えるという大変な作業を行いつつ、「スタンド作り」「ツリー作り」「ロウソク作り」という名前がついたこだわりたっぷりのポインセチアも栽培。もみ殻や赤土をブレンドし、2年から3年かけて作る自家製の「たい肥」もこだわりだということです。
市村さんが栽培したポインセチアは、今年度、日本ポインセチア協会が主催する品評会で一等の農林水産大臣賞を受賞するなど、高い評価を得ています。年が明けると、母の日のプレゼントに人気の「紫陽花」の栽培が始まります。