「食」プロジェクト
2019年09月07日(土曜日)
「いばらきの、生産者さんこんにちは。」鉾田市でほうれんそうを生産する、「田口農園」の田口真作(たぐち・しんさく)さん!
2019年8月26日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、鉾田市で「ほうれんそう」を生産する、株式会社「田口農園」の田口真作(たぐち・しんさく)さんでした。
彩りにも主役にもなる万能野菜、青々としたほうれんそうは、冬の葉物野菜の代表格です。田口さんは、3・2ヘクタールの広さの農場に130棟のビニールハウスを建て、年間で120トンあまりのほうれんそうを生産しています。栽培は9月にスタートし、10月から来年5月まで出荷が続きます。
田口さん、大学農学部を卒業し、茨城県の職員として5年間、農業改良普及センターで働きました。しかし、営農指導を続けるうち、現場の空気に刺激を受け、「1度しかない人生、好きなことをやりたい」と考えて、父親が営んでいた農業へ転身しました。
当初はアールスメロンなどを栽培していましたが、8年前の東日本大震災以降、効率性の高い「ほうれんそう」栽培に切り替えました。
今は生産者団体のメンバーの1人として、都内や県内のスーパーにある、農産物の安全基準「JGAP」コーナーでの販売にも取り組んでいます。さらには、海外への技術移転などに向けた取り組みにも力が入ります。4人のお子さんと、ご両親と奥様で8人の家族に加え、12人の従業員で生産する「田口農園」のほうれんそうは、「JGAP」のマークが目印だということです。