「食」プロジェクト

2019年02月25日(月曜日)

「いばらきの、生産者さんこんにちは。」鉾田市の「小松菜」、塩田善一(しおた・ぜんいち)さん!

2019年2月11日の「いばらきの、生産者さんこんにちは。」は、鉾田市の生産者が作る「小松菜」のご紹介でした。メッセージは、鉾田市の塩田善一(しおた・ぜんいち)さんでした。

 

 

「これまでに取り組まなかったことに取り組みたい」という思いで9年前、IT業界から転職した塩田さん。都内から鉾田市に移住した新規就農者です。6千平方メートルあるビニールハウスで、外食用や小売り用に小松菜を生産します。7年前から本格的に小松菜栽培を始めました。

 

 

土作りや、水の管理など、安全安心で、生命力あふれる小松菜を作ろうと、様々なことに取り組みます。畑は、研修先の生産者に譲ってもらいました。塩田さん、取材した日も、朝からもくもくと、農作業に励んでいました。そして、小松菜たちも、有機肥料をたっぷりとすきこんだ農地で、すくすくと育っていました。

 

 

 

土質の良さと、豊富な地下水はおいしい小松菜を育てるために欠かせない条件ともいえます。畑には、張りのある濃い緑色と、くせのないシャキッとした食感の小松菜が植えられていました。

 

 

小松菜といえば江戸時代に改良されてできたといわれる野菜。冬が旬で、かつては秋や冬に流通しましたが、いまは露地での周年栽培が盛んで、塩田さんも周年栽培に取り組んでいます。3年前には婚活パーティーで奥様と出会い、ご結婚されました。生産活動にもますます力が入りそうです。なお、塩田さんの小松菜は、小美玉市内を経由して出荷されます。

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